京都愛宕の旅

今回は2023年4月28日に赴いた化野念仏寺〜愛宕山までの記録です。

 

いざ愛宕

4月28日金曜日、世間では「今日乗り切ったらゴールデンウィークだやったー!」的な雰囲気が漂っていたんですが、僕のゴールデンウィークは少し早めでこの日からのスタートでした。

この日の前日、「休みだから京都行きたいけどどこ行こう…」と考えていたところ、友人から「山登りに行きたい」とのありがたい提案があり、去年の今頃も愛宕山に行っていたこと、愛宕ケーブル跡に行けていないことを思い出し、愛宕山に登ることに決定。

 

28日当日、朝8時に地元駅からJRを使って京都駅経由で嵯峨嵐山駅へ。

今回同行している友人があまり京都に来たことがないとのことだったので、嵯峨嵐山駅を降りてすぐ、「渡月橋とか竹林の小径とか見ていく?」と提案したところ、「竹林の小径は通ってみたい」との返答が返ってきたので行くことに。

実は僕もあんまり行ったことなかったんですよね、竹林の小径。

やっぱり渡月橋天龍寺と並ぶ嵐山の人気スポットですから、人がいっぱいいるなーというイメージが染み付いちゃってなかなか行こうと思わなかったんですよね…

ちなみにこの竹林の小径、京都秘封ランドスケープのスポットがあるのですが、今回は完全にスルーしました。(行きに「帰りによれば良いやー」なんて思ってたんですけど、帰りの時は完全に足が棒だったので寄れなかっただけです)

そんなこんなで小径内を野宮神社に寄りつつ通り抜け、化野念仏寺を目指します。

野宮神社はやっぱりというべきか、修学旅行生でごった返してました。やっぱ学問の神様は学生に人気ですね。僕もあやかって参拝した訳ですが。

 

化野念仏寺

小径を抜けて歩くこと約30分、化野念仏寺に到着。

やはり愛宕方面に行くならまずはここ!な場所です。

拝観料を払って早速中へ。

新緑やっぱ綺麗だー!

来るならやっぱりこのシーズンですね。秋も綺麗らしいので行ってみたいですが。

この虫塚、初めて来た時は何かさっぱり分からなかったんですが、後に虫の魂を供養するものだと知りました。

ここが化野念仏寺ランドスケープの場所ですね。絵では結構日差しが強そうだったので夏ぐらいだったのかな?

ランドスケープの逆側。こっち側の風景も結構良い感じだと思います。個人的にはここの階段を登ってる蓮子とそれを見上げてるメリーの構図が見てみたい…
ちなみにこの構造物は仏舎利塔だそうです。中も階段も一般参拝の方が入るのは禁止なのでご注意を。

仏舎利塔の周りをぐるっと一周するコースからお墓の真ん中を通り本堂へご挨拶したのち、西院の河原へ。

やっぱり石仏がずらっと並んでいる様子は圧巻ですね。石仏の間に生えてる少しお茶目な木もありましたが。

出る前に竹林の小径に寄っていきます。

実は化野念仏寺にも竹林の小径があるんですよね。個人的にはこっちの方が好きです。

ちなみにこの写真を撮ってる時、友人にずっと「下から写真を撮ると上手く撮れる」理論を力説してました。(写真を撮ることに関しては僕は素人なんですけど)

小径の先で六面体地蔵さんにご挨拶をして出発することに。

帰る際、西院の河原の写真をそういえば撮っていなかったなーと思い撮影。

河原内での撮影は禁止ですが、周りからの撮影ならokだそうです。水子地蔵の方も撮影禁止なので行く際は気をつけてください。

 

化野念仏寺〜愛宕山

化野念仏寺に別れを告げ、愛宕山を目指します。

出口からの写真も一枚。ここだけ見ると田中神社ランドスケープを思い出します。

 

目指す、と言っても山の方面にずっとまっすぐ進むだけなので楽なのですが。

ひたすらまっすぐ進んでいる途中で友人が水路の撮影を開始。曰く、「こういう風景に趣を感じる」とのこと。それに乗っかって僕も撮影。

こういう細い水路、大好きです。苔が生えてたりするのが特に良いですよね。年月を感じるといいますか。

 

さて、気を取り直して進んでいきます。と言ってもすぐそこに愛宕神社一の鳥居があるんですが。

近くで見ると案外デカいです。凄い。

ここの鳥居は比較的新しそうでした。建て替えとかしたんですかね?

そしてこの鳥居の後ろが緋毛氈ランドスケープです。

ここ、一度は入ってみたいと思ってるんですが、難易度高そうな雰囲気が出てて入れないんですよ…。去年はたけのこ丼の看板が出てたので、今年もあるのかな?と思っていたら今年はなかったです。食べたかったなぁ…。

ちなみに緋毛氈の読み方は「ひもうせん」です。覚えておいても使う場面がそうそうに無さそうですが。

 

そんなこんなでたけのこ丼に未練を残しつつも進みます。

道なりにずっと進んでいくと左手に愛宕念仏寺が見えてきます。こちらは本堂が重要文化財なんですが、中に入って見学することができるんですよね。重要文化財を踏みつけても良いのだろうか…なんて思ったのは良い思い出です。

本堂以外にも有名なのが千二百羅漢像なんですが、なんとこの中の一つにアマエビさんが紛れてるんですよ!訪れた際には是非探してみてください。

今回は時間の関係から愛宕念仏寺さんはスルーしていきます。

余談ですが、愛宕念仏寺の「愛宕」の読み方だけ「おたぎ」なんですよね。お寺の前のバス停の読みもそうなってるんですが、愛宕山や、ここら辺の地域は「あたご」読みなんですよ。何故ここだけ「あたご」と呼ばないのか、今でも謎のままです…。

 

そして到着、清滝隧道ランドスケープです。

秘封ランドスケープの中ではトンネルの中から黒い手が伸びてきている描写があるんですが、実際ここは心霊スポットらしいので、それを意識して描いたのかなーなんて考察したりして。

確かに、夜だと絶対雰囲気ありますよね、ここ。

トンネル内はこんな感じ。中は真っ暗かと言われればそうではなく、案外明るい感じです。

肝試しだったら少しがっかりしますね。

 

 

…と、思ってたんですが。

トンネル内を歩いている途中、隣で歩いていた友人のスマホがいきなりフラッシュをオンにしながら怒涛の連写。びっくりして隣を見ると、友人から「今何も触ってなかったんだけど…」とのお言葉が。………怖ぇ!!すこぶる怖ぇよ!!!

立ち止まってても仕方がないので、出口へ急行。トンネルを抜けたところでスマホの機能を歩きながらチェックすることに。

厳正なチェックの結果、撮影時のフラッシュは友人の手がボタンに触れていたことが原因だと判明したんですが、問題の連写だけはわからずしまい。友人と二人で「呪われたんじゃないか」なんて言って怖がってました。話の後半では「呪われてるんだったらあのトンネル以外では死なないし、山では遭難しないし事故にも遭わない」という謎理論を展開し、この現象をバフ呼ばわりしてました。実際下山後にトンネルにお礼参りに来るんですが。

 

そんなこんなでトンネルバフを受けながら登山口まで到着。ここから愛宕山に登っていきます。

愛宕山

去年一人で来た時は愛宕神社表参道から登ったんですが、今回は月輪寺ルートから登っていきます。

Googleマップで見ると赤い矢印を書いた方向が月輪寺ルートです。

川沿いを進んでいくルートで、右手にはずっと清滝川が見えます。意外と勢いが強い。

こちら側には清滝記念会館が廃墟の状態であります。テナント募集の貼り紙があったんですが、果たして意味はあるのか…。

 

道中、蛇を見かけて、友人が「かわいい」と言いながら写真を撮っていたんですが、後に調べたところマムシだったことが判明。「もう少しで触るところだった」とはご本人の意。

 

空也の滝

途中にある分かれ道を左に曲がり、道なりに進むと「月輪寺のぼりぐち」と書かれた看板(?)が見えます。ここまでの距離が結構長いので、「寺本当にある?あるの?」状態になったりしました。案内板ないのこわい。

この看板の横の道が登山口になるんですが、まずはスルー。左隣ある、山から流れる方の川沿いの道に進みます。足元滑りやすいのでお気をつけて。

進んでいくと石の鳥居が見えてきます。

ここの鳥居も愛宕神社の一の鳥居と同じく、少し新しめに見えました。こんな山奥に立て直しに来るのは難しそうなのに。(月輪寺登山口前に郵便局のバイクやタクシーは普通に止まってたけど)

ここをまだまだまっすぐ進んでいきます。途中で民家の前を通っていくんですが、「これ、人住んでるのか?」というレベルの廃墟感が漂ってました。でも横に置いてあった箒が新しかったのは見逃さなかったぞ。

 

そしてなんとここで道の途中で「まむし注意」の貼り紙が。ここでまさかの伏線回収です。

この時は「まっさかぁ〜」と思ってたんですが、道中の蛇の真相を知ってからはだいぶ怖かったです。正直トンネルの現象より怖かった。

 

怖い思いをしながら登ること約5分ほど、空也の滝に到着です。

「滝だぁ!すげぇ!マイナスイオン感じる!!涼しい!!!」

…なんてIQマイナス3みたいな発言をずっとしてました。終いには「俺今日一日ここにいる!ここでずっと涼しんどく!!」なんて言ったり。隣から冷ややかな視線を感じたのは気のせいだったのか……。

でも実際に滝は凄かったです(IQの喪失)

 


ここでもしっかり下から撮る理論を展開してました。ここで友人を洗n…説得できたので、友人も下からのアングルで写真を撮ってくれるようになりました。ヨシ!


空也の滝は凄く気に入って、写真を結構撮ったんですよね。滝からしか得られない栄養素があると僕は信じてます。

 

月輪寺愛宕神社

滝でマイナスイオンと栄養素を摂ったのでいよいよ山を登ります。

先程スルーした、月輪寺登山口をひたすら進みます。

所々に「月輪寺まであと〇/18」と書いてある貼り紙が貼ってあるんですが、去年表参道の表示に裏切られた苦い思い出から、信用しないことを決意。24と25という数字がいかに信用できないかを友人にひたすら語ってました。

例えばこの看板、「月輪寺まであと5分」との表記だったんですが、実際には3倍ぐらいかかりました。登る際は「この目安本当に誰が決めてるんだよ!ちゃんと登ってはかれよ!」なんて文句を言ったりしましょう。気が楽になります。

 

文句を言いつつ月輪寺に到着。山の斜面が左手に広がっているので、マチュピチュを思い出しました。転げ落ちると洒落にならないです。

 

月輪寺には何故か鹿がいました。何で?

鹿を見つけた瞬間友人と共に鹿に猛アピール開始。「こっち向いてくれー」とか言ったり手招いてみたり。彼(または彼女)は呆れたのか、振り向き美人のポーズで答えてくれました。優しいですね。

 

本堂にお参りしたのち出発、愛宕神社を目指します。

ここからは本当にただ登る作業でした。誰かと登りに行ったりすることがあるのであれば、無言の時間が続いても平気な間柄の人と行くことをおススメします。僕の場合は、「表参道の立て看板の数字が信用できない。特に24〜25の間が信用できないから嫌い」という話と、前回の登山の時の話をずっとしてたんで特に問題はなかったんですが。

 

そんな変な会話をしながら登り続けて30分程で、頂上周辺に到着。愛宕神社の離れの白髭明神のところです。

ここでフライング登頂記念写真を撮影。京都全体が見渡せる絶景スポットです。

 

写真を撮り終わった後、近くにある白髭明神にご挨拶へ。友人が鳥居の文字を見た時に、「白髭って敗北者じゃん」と言っていて思わず笑ってしまいました。ワンピースのネタとしては有名だけど神様の前だぞ…はたして大丈夫なのか…。

 

白髭明神へのご挨拶を済ませた後は脇道を進んで愛宕神社へ直行。

本日のメイン、愛宕神社に到着です。

前回は来た時は人が結構居たんですが、流石ゴールデンウィーク一日前。人が全然いないです。

愛宕神社の境内を一通り見て回り、二人とも御守りを頂きました。僕は登山安全守を頂きました。トンネルバフと合わさって安全率二倍です。

境内の石碑を見ると、「3000回登頂記念」とか書かれている物が平然とそこらに並んでいて、愛宕山の猛者達の情熱が見受けられます。

登山者休憩所で少し休憩したのち、山値段でペットボトルを購入してあとは下山するだけです。

山は登りよりも降りがキツいとよく言われますが、いざ自分で体験してみると想像の10倍しんどいです。途中で足が震えてきて、一回座ってしまうとなかなか立ち上がれなくなるんですよね。あれを乗り越えるのがとてもしんどい。

下山前に記念の40/40看板を撮影してから下山開始。看板の文字を友人が正しく読めず、横から僕が「読みはひのようじんだよ」と言ったら驚かれました。他称人生2.8周目を甘くみるな。

 

 

 

 

愛宕山遊園地跡

後は下山するだけと言ったな、あれは嘘だ。

という冗談はさておき。今回の本当の目的は、愛宕ケーブル跡へ行くことです。

前回登山時、ケーブル跡に続く道がどれかわからず諦めて帰ってきたのですが、今回はその再挑戦なのです!

 

 

…と、意気揚々に書きましたが迷いました。はい。

どこで脇道に逸れれば行けるのかが全く分からなかったんです。グーグル先生に聞きながら、登ったり降ったりを繰り返した後、思い切ってそれっぽい脇道に直行。

足元が滑りやすい道を、木に描いてある赤い丸やビニールテープを頼りに進みます。この道中、非常に虫が多いです。羽虫はもちろん、この時がシーズンのクマバチや、山の定番蜘蛛の巣なんかが行く先々にあります。危うくモスキート音アレルギーになるところでした。

 

苦労しながら進んでいくと、明らかに人工物っぽい物が。

…立て看板だーー!!しかも愛宕遊園地跡って書いてあるー!!

この時はようやく見つけられて感動してたんですが、よくよく考えると何でこんなところに立て看板あるんだろう?と謎が深まるばかりです。

 

この看板の反対には謎の廃墟が。

中はこんな感じ

ガチ廃墟だ…!!

人生で初めて廃墟に入ったのでとても興奮しました。

結局この廃墟何?アトラクション?とか思ってると、上の方に答え合わせの看板を発見。

どうやらホテル跡だったらしいです。第二次世界大戦前からエコロジーを意識するとは…なかなかやりおるわい。

 

ホテル跡を立ち去り来た道と逆方向へ向かいます。

 

またまた獣道を印を追って進んでいくと、開けた場所に到着。

今回の真の目的地、愛宕ケーブル跡です!

しっかり看板もありました。こっちはあんまり変わってねぇ…。

 

いざ中へ。

…ガチの廃墟だ…
これには両者共にご満悦。とにかく写真を撮りまくりました。

この階段、よくよく見ると少し曲がってるように見えるんですよ。登るのが怖い。

腐っても(実際廃墟なので廃れてはいる)廃墟なので、崩れる危険はゼロではないのがさらに恐怖ポイント。

恐る恐る階段を登り、二階に何とか移動。

話によると、二階は食堂になっており、当時にしては珍しいカレーなどを提供していたそうな。

でも不思議なことに部屋全体を見渡しても調理場らしきスペースはなし。一体どこで調理してたんだろうか?

反対側の写真。やっぱり調理場らしきスペースはなし。可能性があるとすれば、石で囲まれた

四角いスペースなのだが、それだと火が使えるスペースがない。マジでどこで調理してたんだよ…。

(これは奇跡的にに真ん中の鉄筋だけが残ってる窓枠)

 

恐る恐る階段を降り、ケーブル路線の方へ。

凄くそれっぽい!

ケーブルカーには、初詣で石清水八幡宮にいくので毎年乗ってるんですが、乗車待ちのスペースがまさに一緒でびっくりしました。

これでケーブルカー本体も残っていれば…!

 

さて、今回のメインディッシュ、愛宕ケーブル跡ランドスケープです。

「え?さっきの写真がそうじゃないの?」と思った方、安心してください。僕も最初そう思いました。ですが、元絵と写真をよーく見比べてもらったらわかると思います。見分けポイントは、右の写真上部から下にかけての坂道です。

 

下山〜試峠

これで目的が完全達成、今度は本当に下山します。が、このケーブル跡から下山するのがしんどくてしんどくて。

来た道を引き返せば確実に表参道に帰れるんですが、一度上に登ってから下る、という二度手間になります。

もう足が二人とも限界だったので、「本来なら一番初めにケーブル跡に来れるルートがあったはずだから、下に降りて行ったら本来の脇道ルートで表参道に合流できるのではないか説」

を展開し、下へ降りることを選択。

意外にもこの説が正しく、ケーブル路線の横を通るようにして赤い印が点々とありました。

先人様様ですね。

 

途中で、友人が足を滑らせて頭を打ちかけるという危機一髪な状況がありましたが、本当にトンネルパワーのお陰なのか大事にはならなかったです。友人曰く、「トンネルバフのおかげで助かったから、下山したら御礼参りに行く」だそうで。

 

印を辿っていくと、表参道に無事合流できたのですが、ここで思わぬ偶然が。

何と、表参道との合流地点が愛宕山ランドスケープの場所だったんですよね。

というか、こんなキツい山を普段の格好で登ったのかよ秘封倶楽部

 

その後も足が生まれたての子鹿状態になりながらも無事下山。

下山記念に二の鳥居を撮影。今日一日、クソお世話になりましたぁ!!

 

愛宕山を無事下山したので、ここから嵯峨嵐山駅まで歩きます。

なお、僕と友人の足は限界を迎えています。なんなら震えて悲鳴を上げています。

…バカなの?と自分でも思いますね。人間のやる事じゃねぇ。

 

しかしここで立ち止まることが許されないのが今回の旅。自販機で三ツ矢サイダーを買いながら駅を目指します。

その途中で、清滝トンネルの入り口で一旦ストップ。友人による「清滝トンネルバフ」の返納(トンネル内で勝手に取れた例の連写写真の削除)と記念撮影が行われました。…呪いってこうやって返すんだね(恐らく違う)

 

その後、噂に聞いていた「90度曲がってるカーブミラーを見たい!」と僕がせがんだので、清滝トンネルの隣にある試峠(こころみとうげ)を通って帰ることに。

震える足を動かし続けて噂のカーブミラーを発見。

ほ、本当に90度だ…!

なんでも、このカーブミラーを覗き込むと幽霊が映るんだとかなんとか。まあ、こんなに変な向きになってたらそんな噂も立つよね。

秘封の二人もこのカーブミラーを覗いたんでしょうか。覗いたとしたら、メリーは何かを見たりするんですかね?

真下から撮った写真。ますます何か映りそうな雰囲気が漂ってくる…。

試しにミラーの真下に立って手を振ってみたりしましたが、何も映りませんでした。夜にやると映るかもしれない。

 

そろそろ足が限界なので歩くことに。「トンネルバフの代わりにミラーバフがかかりそう」なんて言いつつ駅へ。怖いことを言うんじゃないよ。

 

JR嵯峨嵐山駅前まで戻り、京都駅でラーメンを食べた後、電車に揺られながら帰宅します。

 

これにて愛宕の旅、終了です。

以前からまとめていた京都秘封ランドスケープ巡りの記事よりも、こっちの方に熱意が乗ってしまい、こっちが先に出来上がる結果になってしまいました。どうしてこうなった。

前にも登ったことがあるとはいえ、流石に山は甘くありませんでした。次の日は左足の関節が痛くて走れなかったぐらいです。(前回は家から出ることもできなかったけど)

もし登るという方がいるなら、

・飲み物は最低2本、大事をとって3本用意しておく

・なるべく動きやすい格好で行く。(本格的な登山の格好じゃなくてもいいんですが、できれば長袖を着ていくことをを意識してもらえれば。整備されている道とはいえ山なので)

の二つを意識するといいかもしれません。

 

来年もできれば登りたいですね。次は足が震えないと良いですが。

それではまた、別の記事でお会いしましょう。